乞御期待(と情報)!! 2014年キャンペーン10月16日(木)堂々スタート

 コミュニティアクションの2014年世界エイズデー(12月1日)を中心にしたHIV/エイズ情報共有キャンペーンが、いよいよ、満を持して、ようやく、なんとか、10月16日木曜日にスタートします。キャンペーン期間は12月15日(月)までの2カ月間です。

 大きな社会的使命を担いつつ、世のあまたある中小零細キャンペーンのご多分にもれず、当キャンペーンも準備段階ですでに、ごく少数の担当者はへろへろの状態ですが、がんばります。支えは皆さんの暖かいご支援、とりわけ情報提供であります。いかに幅広く、そして正確に全国の情報を収集、かつ提供し、多くの人と共有できるか・・・キャンペーンの成否はこの点にかかっています。

 今年の世界エイズデー国内啓発キャンペーンのテーマは「AIDS IS NOT OVER〜まだ、終わっていない〜」です。コミュニティアクションもこのテーマを共有してキャンペーンを展開します。まだ、どころか、ますます、終わっていません。この秋は西アフリカのエボラの流行が地球規模の感染症対策の重要性を改めて示し、国連安保理でも集中討議を行うほどの危機となっています。こうした状況に対しても、エイズ対策の経験は貴重です。

 エボラ流行に対する緊急の対応と同時に、保健基盤の強化や疾病のコントロール、そして病と闘う人たちの存在に対する理解と支援、恐怖や不安の克服など、HIV/エイズの闘いが長期にわたって、継続的に取り組み続けてきた課題への対応はますます重要度を増しています。

 エボラは大変だけど、エイズはもう終わっているんじゃないの・・・などというわけでは決してありません。エイズの流行は終わっていない。日本の国内でも、まったく終わっていない。このことをしっかり認識したうえで、20世紀後半からの新興再興感染症の時代において唯一、世界的大流行(パンデミック)のレベルに拡大してしまったHIV/エイズの流行に現在進行形で対応していく必要があります。

 今年のテーマについては当サイトの《キャンペーンテーマ》のページで、趣旨説明を含め紹介してあります。ぜひご覧ください。

 エイズの流行は終わっていない。エイズ対策も終わっていない。それどころか、ますます継続への意志を持って取り組むことの重要性が明確になっています。コミュニティアクションでは今年、新たな飛躍を期してポスターを制作し、近く公表できるところまで何とかこぎつけました。全国の皆さんに、ネットでダウンロードしてご利用いただけるよう着々と準備をしています。いましばしお待ち下さい。