UNAIDSが特別報告書

 第26回国際エイズ会議(AIDS2026、7月26〜31日 リオデジャネイロ)の開幕に合わせ、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が7月27日、最新データに基づく特別報告書を発表しました。『Global HIV response falters as reemergence looms(流行再拡大の懸念が広がり、世界のHIV対策は窮地に)』と題した同日付プレスリリースの日本語仮訳がエイズ予防情報ネット(API-Net)に掲載されています。
 https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet104.html
 特別報告書は『国際的な資金援助の縮小、およびHIV予防とコミュニティ向けサービスに対する予算削減が、流行の再拡大を招くことへの強い懸念』を示しつつも、公衆衛生上の脅威としてのエイズ流行の終結は、いまも可能だとしています。
 プレスリリースによると、UNAIDSのウィニー・ビヤニマ事務局長は、医科学研究の成果に言及し、新たなHIV予防薬の普及に期待をかけています。ただし「手に届かないイノベーションは、イノベーションとは呼びません。それは、不公正です」とも述べ、具体的な製薬会社名も挙げて厳しい現状認識を示しました。