
UNAIDS用語ガイドライン2024 厚労省研究班が日本語訳を公開
国連合同エイズ計画(UNAIDS)が昨年6月に公表したTERMINOROGY GUIDELINES 2024(用語ガイドライン2024年版)の日本語版がAPI-Net(エイズ予防情報ネット)に紹介されています。
https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet084.html
《国連合同エイズ計画(UNAIDS)は推奨用語に関するガイドラインを作成しています。事務局や共同スポンサー機関のスタッフ、そして世界各地でHIV対策に取り組むパートナーに向けたガイドラインです。人が置かれている状態や社会的地位ではなく、人そのものを中心に据えた言語に基づいています》(序文から)
UNAIDSは定期的に用語ガイドラインの改定を行っています。前回(2015年版)からの改定のポイントは以下の3点だということです。
・スティグマを助長していないか。
・人を中心に考えているのか。
・言及される人たちの価値観や選択を反映したものか
ただし、以下の視点も重要です。
《このガイドでは推奨用語の提案は行っていますが、それがすべてというわけではありません。コミュニティ間およびコミュニティ内には多様な選択が存在し得ること、そして時間の経過とともにその選択が変わる可能性があることも念頭に置きつつ、それぞれのコミュニティが最も適切と考える言語を尊重することが大切になります》
つまり、日本の場合は、どうなのか。場合によっては、柔軟に受け止める必要もあります。この点を忘れなければ、かなり使えるガイドと言うべきでしょう。
参考までに2015年版はエイズ予防財団が日本語訳を作成し、API-Netに掲載されています。
https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet015.html
今回(2024年版)は研究班が日本語版を作成し、API-NetからガイドラインPDF版にアクセスできるようになっています。
https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet084.html
《国連合同エイズ計画(UNAIDS)は推奨用語に関するガイドラインを作成しています。事務局や共同スポンサー機関のスタッフ、そして世界各地でHIV対策に取り組むパートナーに向けたガイドラインです。人が置かれている状態や社会的地位ではなく、人そのものを中心に据えた言語に基づいています》(序文から)
UNAIDSは定期的に用語ガイドラインの改定を行っています。前回(2015年版)からの改定のポイントは以下の3点だということです。
・スティグマを助長していないか。
・人を中心に考えているのか。
・言及される人たちの価値観や選択を反映したものか
ただし、以下の視点も重要です。
《このガイドでは推奨用語の提案は行っていますが、それがすべてというわけではありません。コミュニティ間およびコミュニティ内には多様な選択が存在し得ること、そして時間の経過とともにその選択が変わる可能性があることも念頭に置きつつ、それぞれのコミュニティが最も適切と考える言語を尊重することが大切になります》
つまり、日本の場合は、どうなのか。場合によっては、柔軟に受け止める必要もあります。この点を忘れなければ、かなり使えるガイドと言うべきでしょう。
参考までに2015年版はエイズ予防財団が日本語訳を作成し、API-Netに掲載されています。
https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet015.html
今回(2024年版)は研究班が日本語版を作成し、API-NetからガイドラインPDF版にアクセスできるようになっています。
