
グローバルファンドが第8次増資の投資計画を発表
2025年は世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の第8次増資の年です。3年に一度、各国や民間ドナーに協力を呼びかけ、途上国の感染症対策を支援する資金の調達を果たすことをグローバルファンドは増資と呼んでいます。
第8次増資の対象期間は2027-2029年の3年間です。2月20日にはその目標額を180億米ドルとする投資計画(investment case)が発表されました。
グローバルファンドによると、この180億ドルの調達が達成されれば、3年間で「エイズ、結核、マラリアの3つの感染症をあわせて2300万人の命を救い、4億件の新規感染を回避することができる」ということです。
増資について簡潔に説明した紹介記事がグローバルファンド日本委員会の公式サイトに掲載されています。
https://fgfj.jcie.or.jp/news/2025-02-18_8th_replenishment_investment_case/
報告全文と投資計画の要旨(ともに英文)、そして2ページ概要(日本語)のPDF版もダウンロードできます。
各国との交渉などを経て、今年秋には南アフリカと英国の主催による増資会合が開かれる段取りになっています。各国や民間ドナーによる資金誓約が集約され、拠出額が確定する見通しです。
エイズ対策の観点からすると、今回は公衆衛生上の脅威としてのエイズ終結を2030年までに達成するという国際共通目標の締め切り直前にあたる3年間です。最大の拠出国である米国のトランプ政権が増資にどう対応するのかという見通しの立てにくい要因もあり、かなり緊張感の高い準備プロセスになりそうです。
第8次増資の対象期間は2027-2029年の3年間です。2月20日にはその目標額を180億米ドルとする投資計画(investment case)が発表されました。
グローバルファンドによると、この180億ドルの調達が達成されれば、3年間で「エイズ、結核、マラリアの3つの感染症をあわせて2300万人の命を救い、4億件の新規感染を回避することができる」ということです。
増資について簡潔に説明した紹介記事がグローバルファンド日本委員会の公式サイトに掲載されています。
https://fgfj.jcie.or.jp/news/2025-02-18_8th_replenishment_investment_case/
報告全文と投資計画の要旨(ともに英文)、そして2ページ概要(日本語)のPDF版もダウンロードできます。
各国との交渉などを経て、今年秋には南アフリカと英国の主催による増資会合が開かれる段取りになっています。各国や民間ドナーによる資金誓約が集約され、拠出額が確定する見通しです。
エイズ対策の観点からすると、今回は公衆衛生上の脅威としてのエイズ終結を2030年までに達成するという国際共通目標の締め切り直前にあたる3年間です。最大の拠出国である米国のトランプ政権が増資にどう対応するのかという見通しの立てにくい要因もあり、かなり緊張感の高い準備プロセスになりそうです。
