『5900万人の命が救われた』 グローバルファンドが成果報告書

 世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)が9月18日、2023年版成果報告書を公表しました。報告書の概要はグローバルファンド日本委員会(FGFJ)のサイトに日本語訳で掲載されています。
 https://fgfj.jcie.or.jp/news/2023-09-18_results_report_2023/
で概要(At a Glance) の『和文』をクリックするとPDF版を読むことができます。
 グローバルファンドの試算によると、2002年の創設以来、途上国の三大感染症対策プログラムや保健システム強化への支援を通し、これまでに5900万人の命が救われました。エイズ、結核、マラリアを総合した死亡率は55%減少しています。
 また、直近の動向としては、新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けていた治療や予防、検査のサービス提供が回復し、これまでで最も高い成果を達成しているということです。
 ただし、エイズ・結核・マラリアの三大感染症を2030年までに終息に導くという持続可能な開発目標(SDGs)の達成軌道とは依然、大きな乖離があることから、『感染に拍車をかける不平等を解消し、技術革新による新たな医療製品を用いた取り組みに資金を投じていく必要がある』と訴えています。