映画『【ら】』上映とシンポジウム

[東京]2016年11月20日(日)

 『性暴力被害に対する第三者の向き合い方―報道やネットによる二次被害防止を考える―』
 2000年に9年2カ月もの間、拉致監禁されていた少女が新潟で発見され、社会を震撼させました。そして2016年には再び、2年に及ぶ監禁事件が埼玉県で発生しました。
 この二つの事件に対し、「なぜ、少女は逃げられなかったのか?」という報道が繰り返し行われました。
 また、ネットの世界では、「本当は恋愛関係にあった」「親子関係に問題があった」など被害者側にも問題があったような記事が配信され、それらはTwitterなどでの興味本位の発言とともに、拡散していきました。
 こうした心ない報道により、被害者が二重三重に傷つくばかりでなく、同じような性暴力被害に会った女性たちも、再び傷つくことになります。そして、被害を届け出ることをためらう現実があります。
 性暴力被害に対し、第三者はどう向き合うべきか?
 アディクションになやむ当事者の中には、男女かかわらず、性暴力被害の経験をもつ人が少なくありません。
 この問題について、報道やネット配信のあり方に重点を置いたシンポジウムを開催します。(女性とアディクション研究会公式サイトから)

 プログラム、映画『ら』の紹介、事前申込みなどは公式サイトをご覧下さい。
 http://wiraddiction.wixsite.com/home/blank

日時:
2016年11月20日(日)13:30〜16:45(開場 13:00)
場所:
すみだ生涯学習センター ユートリア ドーム
(墨田区東向島2-28-5)http://www.yutoriya.jp/
参加費:
●大人 当日1500円、事前申込1000円
●学生 当日・事前申込 800円
●障害者 当日・事前申込 800円
(障害者の補助者は1名まで無料です)
主催:
女性とアディクション研究会