AIDS & Society研究会議第122回フォーラム「HIV 陽性者の高齢化問題を考える」
[東京]2015年7月21日(火)
医療の進歩で長期生存が可能となったHIV陽性者。その一方、「長生きできるようになったがゆえの困難」も、すでに報告されはじめています。また、陽性者の多くはMSM、つまりゲイ・バイセクシュアル男性です。
性的マイノリティの多く(とくにゲイ・バイセクシュアル男性)は、子育てなど長期プロジェクトがないせいもあって比較的短期間のパートナーシップを繰り返しながら、おもに単身・独居のライフスタイルで高齢期を迎える印象があります。
セクシュアリティの秘密を抱えてなかなか親族や地域社会とつながれず、孤立を余儀なくされ、また若年期よりの離転職や非正規が多く老後資産の形成ができず貧困に陥る人も少なくありません。そうした与件のうえに、HIVが加わります。
今回は、性的マイノリティの老後を考え、つながるNPO「パープル・ハンズ」の事務局長であり、行政書士でもある永易至文さんより、HIV陽性者の高齢期問題を、性的マイノリティの高齢期問題ともからめて語ってもらいます。通常の家族をもたない人の、病と生きる老後をどう支えるか、またHIV関連認知症(HAND)の問題も言われるなか、そのサポート策の一つとして、成年後見を基礎とした見守りについても、法律家の視点から基礎的理解を提供します。
性的マイノリティの多く(とくにゲイ・バイセクシュアル男性)は、子育てなど長期プロジェクトがないせいもあって比較的短期間のパートナーシップを繰り返しながら、おもに単身・独居のライフスタイルで高齢期を迎える印象があります。
セクシュアリティの秘密を抱えてなかなか親族や地域社会とつながれず、孤立を余儀なくされ、また若年期よりの離転職や非正規が多く老後資産の形成ができず貧困に陥る人も少なくありません。そうした与件のうえに、HIVが加わります。
今回は、性的マイノリティの老後を考え、つながるNPO「パープル・ハンズ」の事務局長であり、行政書士でもある永易至文さんより、HIV陽性者の高齢期問題を、性的マイノリティの高齢期問題ともからめて語ってもらいます。通常の家族をもたない人の、病と生きる老後をどう支えるか、またHIV関連認知症(HAND)の問題も言われるなか、そのサポート策の一つとして、成年後見を基礎とした見守りについても、法律家の視点から基礎的理解を提供します。
日時: | 2015年7月21日(火)午後7時〜8時半 |
場所: | ねぎし内科診療所(地下鉄丸ノ内線四谷三丁目1番出口) 東京都新宿区四谷三丁目9 光明堂ビル5階 |
話し手: | 永易至文さん (特定非営利活動法人パープル・ハンズ事務局長) |
参加費: | 1000円(資料代) |
ウェブサイト: |